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2013年に公開されたジブリ映画といえば

 

 

風立ちぬ

 

そんな風立ちぬとはどんな意味があるタイトルなのだろうか?

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風立ちぬの意味はどうなってるの?

まず風立ちぬという言葉の構成は

風立つ+ぬ

という感じになっている。

 

「立つ」という言葉は
物事が起こる状態に対しても使われる言葉で、

 

風立つというのは言ってみれば

風が吹く

という状況になるね。

 

そして、

「ぬ」という言葉が使われるときは
否定の意味として使われることもあるけど、

 

それ以外にも

完了の助動詞として
「ぬ」が最後に使われることもあるよ。

 

だから、

「風立ちぬ」の意味は
「風が吹くのが完了した」ということになり、

 

もっと簡潔にいえば

風が吹いた

という意味になっているということだね。

 

ニュアンスとしては

「気づいたら風が吹いていた」という感じではなく
「風が吹いたことに気付いた」となるね。

 

風立ちぬの劇中でも
風が吹いているシーンはあるし、

飛行機を題材として扱っている作品でもあるから、

 

風が吹いた(風立ちぬ)

という表現がタイトルに使われるのは
私としては分かると思うけども。

 

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風立ちぬというタイトルはこんなところから来てた?

「風立ちぬ」というタイトルが
ジブリ映画につけられていたわけなのだけど、

 

「風立ちぬ」というタイトルは

堀辰雄の同名の小説

が由来となっている。

 

「風立ちぬ」という小説の内容を
ざっくりと説明してみると

 

堀辰雄さん自身の体験を元に描かれていて

「私」がいいなずけ節子の看護に来ている
信州のサナトリウムを舞台に

心象風景を感覚的に描くという内容。

 

そして、

映画の「風立ちぬ」の劇中における
菜穂子との恋愛や結婚は

小説の要素を絡めたものとなっていて、

 

そのため風立ちぬの映画では

堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて

とクレジットに献辞が書かれている程だった。

 

それにしても

「堀」と両名の名前についてるのを考えると
何となく奇妙な縁があるようにも感じてくる。

 

 

風立ちぬにはこんな意味も含まれていた

そして「風立ちぬ」というタイトルだけど、

今まで宮崎駿監督が手掛けた作品に
共通したいた文字である

 

「の」

という字が入っていなかったりする。

 

これまでのジブリ作品では
風立ちぬ以前の作品にも

 

おもひでぽろぽろ

平成狸合戦ぽんぽこ

耳をすませば

ゲド戦記

コクリコ坂から

 

等の「の」が付かない作品はあったけど
いずれも宮崎駿監督以外の監督作品だった。

 

そして宮崎駿監督の作品のタイトルに
「の」が付いている理由としては

プロデューサーの鈴木敏夫さん曰く

 

げんを担ぐため、これまでジブリ映画のタイトルには
「の」を入れることに拘ってきた

ということだった。

 

だけど、

「風立ちぬ」においてはあえて
「の」をタイトルに入れなかったということであり、

 

その理由は

鈴木敏夫さんが宮崎駿監督を信頼してることや
高齢になってきた宮崎駿監督に対して

 

これからは自由に映画を作っていい

という意味を込めたともされる。

 

だけど、

「風立ちぬ」というタイトルに
「の」を入れるとした場合、

どのあたりに入れるのか気になる所だし、

 

もしかしたら

「○○○の風立ちぬ」

みたいな感じになっていたのだろうかと思ったりする。

 

 

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風立ちぬの意味はどうなってるまとめ

風立ちぬの意味はどのようになってるのかについては

風が吹いた

という意味になっているね。

 

それにしても言われてみれば
宮崎駿監督のジブリ映画には

「の」が付いていることが確かに多かったけど、

 

風立ちぬには「の」を入れないあたり

これまでの積み重ねによる信頼が
あるんだなと感じるところもあるね。

 

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