ハウルの動く城にて
「ハウルの動く城」のラストで流れる作品の主題歌「世界の約束」。詩人の谷川俊太郎さんが作詞を担当、作曲は「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を作曲し歌った木村弓さん。ソフィー役の倍賞千恵子さんが歌っています。(次のツイートへ) pic.twitter.com/zY517EbLWM
— ミアちゃん@金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2015年10月2日
ソフィー
は荒地の魔女から呪いをかけられてたけど、
ソフィーの呪いは
結局どのようなものだったのか?
ソフィーの呪いは老けるものじゃない?
ハウルの動く城の劇中でソフィーは
荒地の魔女によって呪いをかけられて
90歳ほどのおばさんの姿になってしまったので
ソフィーの呪いは老けてしまうもの
と一見思われる。
しかし、
ハウルの動く城の劇中ではソフィーは
若返ったかと思えばまた老けたりしていて
ただ老けるだけの呪いというわけでも
なさそうな感じがしてくる。
これに関しては
ソフィーにかけられた呪いは
気持ちの年齢をそのまま外見に反映させる
という呪いをかけられたとされている。
つまり
ソフィーが自信を喪失すれば
老婆の姿になってしまうわけだし、
自分の気持ちに素直になれば
ソフィーの外見は若返るということ。
人は童心に帰って何かを楽しむと
若々しく見えるものだし、
疲れてたりすると老けて見えるものだけど、
それを踏まえてみても
何ともややこしい部分があるものだと思う。
ソフィーの呪いをハウルの劇中から見る
ソフィーにかけられた呪いが
気持ちの年齢をそのまま見た目の年齢に反映させる
というものだということを劇中から見てみよう。
最初の方でソフィーは帽子を作ってたけど
美人で人気者の妹と自分を比較して
ネガティブな考えを持っていたし
その後でハウルに対して
「私なんか、美しかったことなんて一度もないわ!」
と言っていたのを考えると、
当初のソフィーは
自分に自信を持つことができなくて
人生をあきらめていたのが伺える。
だからこそ
荒地の魔女に呪いをかけられたときに
そんなソフィーの心が見た目に反映されて
90歳くらいのおばあさんになってしまったということ。
そしてソフィーが若返った時といえば
サリマンにハウルが悪く言われて
ソフィーが反論したシーンになるけども、
このシーンはまさに
ハウルへの恋心
がソフィーの中にあったから。
人は恋をすると若返るというけども
ソフィーがハウルに対して恋心を抱いてるということで
気持ちが若返って呪いを掛けられる前の姿にまで若返った
ということになる。
そしてその後サリマンに
「お母さん、ハウルに恋してるのね」
と言われてまた老けこんでしまったけど
これは我に返って
恋することを認めようとせずに
恋心を引っ込めてしまったからと推測される。
また、
寝ているときのソフィーも
見た目が若返っていたけども、
これに関しては
寝てるときは気持ちは関係ないということで
若返っているといわれている。
それ以外では
夢の中のソフィーも若々しかった事から
寝ている時の姿=夢の中での感情
ということで若返ったとされていて、
夢の中のハウルが飛び立ったときに
ネガティブな感情になったからなのか
夢の中でも老けていたから可能性はありそう。
そして物語が進むにつれて
同じおばあさんの姿でも
ソフィーは次第に若返っていき、
最終的には元の年齢と同じくらいにまでなったけど、
これは
ハウルとの関わり合いを深めるにつれて
ソフィーが前向きになったことで
気持の方も若返っていき
それが外見にも反映されたからとされる。
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ソフィーの呪いまとめ
ソフィーの呪いについては以上。
ソフィーの呪いはこうしてみると
結構複雑なものとなっていたけども、
この呪いこそがある意味
ハウルの動く城のテーマと言えるのかもしれない。