カオナシが千を欲しがる理由はなぜ千尋を気に掛ける?

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千と千尋の神隠しで、カオナシが千を欲しがる理由とは?

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カオナシが千を欲しがる理由は何?

カオナシが千と千尋の神隠しの劇中で、千(千尋)を欲しがる理由としては、自分を見つけてもらい優しくされたからというのがあると思う。

カオナシは最初の橋を渡るところで初登場したけど、その時はただいるだけの存在という感じで誰にも見つけてもらえない感じだった。

それにカオナシは「さみしい」という言葉を口にしてるし、ずっと誰にも見つけてもらえず1人でさ迷っていたのかもしれない。

繰り返すあやまちのそのたびひとは
ただ青い空の青さを知る
果てしなく道は続いて見えるけれど
この両手は光を抱ける
あなたの人生に刻まれる
忘れられない映画体験を
全人類必見の大傑作⭐️
千と千尋の神隠し
明後日夜9時から#千と千尋 #せんちひ pic.twitter.com/UaIzd88Hqk
— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 18, 2017

だけど千(千尋)は最初に橋を渡るシーンで、ハクと一緒にカオナシの横を通り過ぎる時にカオナシを目で追ってるように見えたことから、カオナシの事を認識していたと思う。

次に千尋が豚小屋に行くために橋を渡る時も、橋の上にいたカオナシに対して会釈して、渡った後も振り返ってカオナシを見ていた。

さらに千(千尋)が外に水を捨てる時、庭にカオナシがいたのを見つけて「そこ濡れませんか」と言って、と言って窓を開けていてカオナシを中に入れていた。

だからカオナシは、自分を認識してもらえる人物で尚且つ優しくしてくれた千尋に惹かれたというのが、千を欲しがる理由と考えられそう。

カオナシの正体等はこちら↓

カオナシの意味や正体についての考察をまとめてみた

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カオナシはなぜ千尋に金をあげたがる?

千と千尋の神隠しで、カオナシはなぜ千尋に金をあげたがるのかは、千尋を喜ばせたかったからというのが理由にあると思う。

カオナシは千尋に自分の存在を見つけてもらい、さらに雨の中で油屋の中に入れてもらった事で、自分に気づいてくれる千尋の存在に居場所を感じたのかもしれない。

『ア…………ア………… 』
(放送まであと2時間)#千と千尋の神隠し #千と千尋 #7時56分から #宮崎駿 #スタジオジブリ #ノーカット #千尋 #カオナシ pic.twitter.com/NZGQFUY5mB
— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 16, 2019

カオナシが薬湯の札を取って千尋に渡したり、その後も千尋の前に現れて薬湯の札を渡そうとするのも、薬湯を入れるための札を貰えない千尋を見て役に立ちたいと思っての行動だったのだと思う。

そして千尋に砂金を出して気を引こうとしたのも、千尋に喜んでもらいたいと思っての行動だったのではないかと思った。

名のある川の主が帰った後に砂金が散らばって従業員達が喜んでいた時、カオナシが出現して消えていたことから、砂金で人が喜ぶと思ったのかもしれないし。

カオナシに髪の毛が生えた理由についてはこちらも↓

カオナシに髪の毛が生えたのは千と千尋の神隠しで理由は?

スタジオジブリ作品 IKT-05B 千と千尋の神隠し印鑑立てカオナシ

カオナシは千尋が好きなのか?

カオナシは千尋が好きというよりも、自分と同じような存在の千尋に居場所を見つけたという感じなのかもしれない。

#カオナシとは一体何者なのでしょうか。#宮崎駿監督曰く「カオナシなんて周りにいっぱいいますよ。(中略）ああいう誰かとくっつきたいけど自分がないっていう人、どこにでもいると思いますけどね」とのこと。自分というものを持たず、出会うもの、人によって変化するのがカオナシという存在なのです pic.twitter.com/5P9oCMyPUS
— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 16, 2019

カオナシは宮崎駿監督が言うように、「どこにでもいる人」という存在で、人の輪の中に入りたいけど自分というものを持ってない存在だった。

そして千尋も本来は油屋のある世界の住人ではない人間で、あの世界にとっては異分子とも呼べる存在で、ある意味1人だったと言える。

だからカオナシは、同じように1人ぼっちの存在だった千尋に居場所を見つけたのかもしれないし、千尋に喜んで貰うことで自分という存在を確立したかったのかも。

銭婆のところに残ったのも、「手助けをして欲しい」と必要とされて自分の居場所を見つけることが出来たからだったし。