耳をすませばには
原作となる漫画が存在していて、
あらすじも映画と原作で異なる
という事をご存じだろうか?
耳をすませばのあらすじは映画と原作で違う?
耳をすばせばのあらすじは
映画だと大体こんな感じだ。
月島雫は読書が好きな中学3年。
ある日、父の勤める図書館で自分が借りた本の読書カードにいずれも
「天沢聖司」の名前があることに気がつく。夏休み、雫は学校の図書室で本を借りるが、
その本を寄付したのも「天沢」という名前の人物だった。学校のベンチで雫は親友の夕子に依頼されていた
『カントリーロード』を和訳した歌詞を渡すと、夕子はラブレターを貰ったが、
自分は雫の男友達でもある野球部の杉村が好きなのだと告げる。その後、雫と夕子は2人で帰ろうとするが、
本を忘れた雫がベンチに戻ると、見知らぬ男子生徒が雫の本を読んでいる。
彼は「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うよ」
と雫の歌詞を揶揄する言葉を残して去っていく。ある日、雫は父親に弁当を届けるために図書館へと向かうが、
電車の中で不思議な太った猫を見つけ、追いかけるうちにロータリーの前にある
小さな古道具屋「地球屋」を見つける。
引用元 – 耳をすませば(Wikipedia)
耳をすませばのあらすじとして
見た殆どの人が連想するものだと思われる。
ところが
耳をすませばの原作だとあらすじが
読書が大好きな中学1年生の少女、
月島雫(つきしま しずく)。雫は愛読書の図書貸し出しカードに
天沢聖司(あまさわ せいじ)という名が度々あることに気がつき、知らない彼への思いをめぐらす。
そんなある日、電車の車内で出会った猫に導かれ、
地球屋という不思議な店に迷い込む。
引用元 – 耳をすませば(Wikipedia)
となっているのだ。
耳をすませばの映画だと
雫達の年齢が中学3年生なのに対して、
原作だと雫達の年齢が中学1年生
となっているのだ。
さらにもっと細かいことを言えば
映画では学校の外にあるベンチで
カントリーロードの和訳をしてるシーンがあるけど、
原作だと
学校の教室の中での出来事となり
カントリーロードのシーンは全くなかったのである。
正直私も原作を試し読みした時
「え?カントリーロード原作じゃないの?」
と思ったものである。
また、
映画で雫が地球屋から出た後に
聖司とムーンが出てくるシーンがあったけど、
原作だと聖司ではなく
メガネをかけた聖司の兄
が登場しているのだ。
(正直私も初めて見たとき
誰だこれって思ったものである。)
耳をすませばの映画を見てから
原作を見るとあらすじから違っていて驚く。
そして他にも
映画と原作で異なってる部分も存在しているので
見比べてみると面白いかもしれない。
ちなみにこちらのサイトで
耳をすませばの原作を試し読みできる↓
耳をすませばの原作は打ち切りだった?
耳をすませばには
原作となる漫画が存在するけど、
実は耳をすませばの原作は
連載当時はあまり評価が高いとは言えず
わずか4回で打ち切りとなっているのだ。
全1巻と短くまとめられていると思ってたら
打ち切り漫画だったなんてかなり意外だ。
そしてそんな打ち切り漫画出る
耳をすませばがジブリ映画になった経緯としては
宮崎駿監督は当時、
毎年夏になると信州の山小屋で
合宿を行っていたのだ。
そして合宿先の山小屋は
宮崎監督の義父が建てたものであり、
山小屋には姪が残した古い少女漫画が
置いてあったのである。
そんな時宮崎監督が少女漫画を読んでた時
目にとまった漫画というのが
耳をすませば
のことであり、
耳をすませばを気に入った宮崎監督は
映画化することを決めたのである。
宮崎駿監督が読んでなければ
おそらく注目を浴びることもなかったろうし、
打ち切りの漫画として
忘れ去られていただろうと思う。
それを考えると
合宿中に宮崎監督の目に留まったのも
何の因果だろうと思わずにはいられない。
ちなみに
耳をすませばの映画が公開された後
原作の続編として
幸せな時間―耳をすませば
という漫画が描かれている。
耳をすませばの関連記事一覧
カントリーロードの歌詞↓
バロンの恋人↓
耳をすませばの声優↓
バロンの名前の由来↓
バロンの声優↓
耳をすませばのその後↓
天沢聖司の声優についてはこちらも↓
耳をすませばのあらすじまとめ
耳をすませばのあらすじについては以上。
耳をすませばは原作と映画で
だいぶ違っている部分が存在するので
見比べてみると面白いかもしれない。
ちなみに下記のサイトでは
耳をすませばと幸せな時間―耳をすませば
が同時収録された単行本が販売されてる。