天空の城ラピュタで、ムスカはシータと結婚する気だったのだろうか?
ムスカはシータと結婚するつもりだった?
ムスカは、ラピュタの中でロボット達を起動させた後に、「当分2人っきりでここに住むのだから」というセリフをシータに言っていた。
シータを生かしておいて2人っきりで住むとなると、「ムスカはシータと結婚するつもりだったのか?」という疑問が出てくる。
もし、ムスカがシータと結婚する事を考えているのだとすれば、こんな理由がありそうだと思う。
本家の血を取り入れるため
天空の城ラピュタの劇中では、ラピュタ王家は元々1つの王家だったけど、地上に降りた際2つに分かれたことが語られていた。
そして、そんなラピュタ王家の末裔がシータとムスカであり、シータは本家、ムスカは分家の家系にあたる。
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ラピュタ王家の末裔とはいえ、ムスカは分家の血筋。
だから本家の血筋であるシータと結婚する事によって、ラピュタの正統な王となることを目論んでいたとしてもおかしくは無いと思う。
他にも、ムスカがシータと結婚するつもりが無かったとしても、ラピュタ王家の本家の血筋は利用価値があると考えるはず。
だから、ラピュタ王家の象徴として利用するために、シータを生かすつもりでいたと考えていてもおかしくはないかも。
呪文等を聞き出すため
天空の城ラピュタでは、ラピュタ王家が地上に降りた際に、シータの家系には飛行石とラピュタに関連した呪文が伝えられていた。
それに対してムスカの家系では、ラピュタの伝承が記録された古文書が遺されていた。
だからムスカの家系には、ラピュタに関する呪文については知らされていなかったという事になる。
ラピュタの科学力で世界を支配したいムスカにとっては、ラピュタに関する呪文の事は知っておきたいだろうから、結婚するにしてもしないにしてもシータは生かしておく必要があったのだろうと思う。
ムスカには子孫が存在していた?
そんなムスカだけど、実は「未来少年コナン」のレプカが、ムスカの子孫という事がラピュタのロマンアルバムで記されていた。
「未来少年コナン」は、ラピュタの宮崎駿監督が監督の作品だったから、繋がりがあったとしてもおかしくないのかもしれない。
「未来少年コナン」の時代は西暦2028年で、その20年前に最終戦争が起こっていた。
そしてラピュタの時代は、現実の19世紀くらいの時代だと考えられているので、ラピュタの未来が未来少年コナンであるという可能性は十分に考えられる。
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しかしあのムスカに子孫がいたとなると、天空の城ラピュタの時点で結婚して子供がいたことになるかと思う。
だけどムスカは、ラピュタの力で世界を支配しようとしていたし、愛のある結婚ではなかったのかもしれない。
分家とはいえ、分家とはいえラピュタ王家の血を絶やすわけにはいかなかったのだろうし。
ムスカはシータと結婚する気だったまとめ
ムスカはシータと結婚するつもりがあったかは分からない。
だけど、結婚するにしてもしないにしても、シータには利用価値があると考えていたから生かすつもりはあったのだろうけど。