インサイドヘッドには
ムカムカ
というキャラクターが登場するけど、
ムカムカという感情が
イマイチピンとこないかと思うし、
イカリと何が違うの?
と思わなくもないと思う。
なので今回は
インサイドヘッドのムカムカとは
どんな感情なのか?
についてまとめてみた。
インサイドヘッドのムカムカってどんな存在?
インサイドヘッドに登場する
メインとなる感情のキャラクターが
・ヨロコビ
・カナシミ
・ビビリ
・イカリ
と分かりやすいだけに、
ムカムカ
という感情について
イマイチピンと来ないと思うけど、
実はムカムカというキャラクターは英語だと
ディスガスト(DISGUST)
という名前になっていて、
意味は分かりやすく言うと
嫌悪つまり嫌いだと思う感情
という事だ。
インサイドヘッドの最初の方でも
ライリーがピーマン(英語版だとブロッコリー)
を食べさせられそうになった時に、
ムカムカがメインになって
ピーマンを避けてるシーンがあったけど、
このシーンは
ピーマンが嫌いだと思って
嫌いなものを避けるための感情
という事になる。
だから、
インサイドヘッドのムカムカは
嫌い、苦手
という感情を表すキャラクターになる
インサイドヘッドのムカムカとイカリの違いは?
インサイドヘッドのムカムカは
嫌悪=(嫌い、苦手)
という感情なわけだけど、
その名の通り
「怒り」を表すイカリ
と微妙にかぶってるようにも思える。
私もムカムカを見ていて
イカリと役割が被ってるのでは?
と少し思ったし。
それで、
インサイドヘッドにおける
ムカムカとイカリの役割の違いは
ムカムカ:嫌いなもの、害になるものを回避する
イカリ:行動を奮い立たせる
といったものになってる。
公式側の見解としても
最後は、イカリだ。怒ることなんて、
私たちの役に立っているのかと思うかもしれないが、
とても大事な役割がある。それは、“行動を奮い立たせる”こと。
ライリーは小さいころからアイスホッケーを習っていて、
試合の時に「絶対に勝ってやる」という気持ちから、自分自身を奮い立たせて試合に臨んでいる。
イカリには“怒り”そのものだけでなく、
自分を鼓舞してやる気の源にする、
とてもポジティブな側面も備えているのだ
とのことであり、
イカリには怒りという意味以外にも
行動を奮い立たせる
という役割も持っている。
だから言ってしまえば
ムカムカは嫌いだ苦手だと思って
それを避けたりするけども、
イカリは嫌いとか苦手とかを考えるより先に
行動に出てしまう
というのがムカムカとイカリの役割の違い。
実際のところ
ヨロコビとカナシミがいなくなった後の
食事のシーンを見ていると、
ムカムカがスイッチを押したときは
ライリーは不機嫌そうな態度をとるだけだったけど、
ムカムカのときは
「放っておいてほしい」
と感情をあらわにしてる事からも
それがうかがえる。
インサイドヘッドでムカムカとは必要なのか?
それでインサイドヘッドにおいて
ムカムカはどう必要なのかというと、
公式側の見解としては
次に、ムカムカには、“害になるものや行動を回避させる”役割がある。
ライリーが大嫌いなブロッコリーを出されたときには、
真っ先にムカムカが登場、
ブロッコリーを投げ出すシーンで中心となっている。さらに、ライリーが転校先で初登校するとき、
お母さんとお父さんに「学校まで送ろうか?」と言われて、
嫌がるシーンがある。これも思春期の子どもにとっては自立心が芽生えたことの証で、
大人に成長する上で欠かせない大事な感情といえる。
とのこと。
大人に成長する上で
親の言うとおりに従うだけでなく
自立心をはぐくむという事で
ムカムカ=害になるものや行動を回避する
というのは必要ということなんだろう。
そうでなくとも、
嫌なことは嫌
と言えない子供も中に入るし、
嫌な事を強要されたときに
嫌だ!
と言えるようになるためにも
ムカムカは必要なのだろうと思う。
インサイドヘッドのムカムカまとめ
インサイドヘッドのムカムカについては以上。
こうしてみていると
ムカムカという感情もまた
人間に必要なんだと思った。
ちなみに、
インサイドヘッドで
ムカムカを演じてる声優については
下記の記事で触れている↓