「心が叫びたがってるんだ」のラストで
田崎大樹が成瀬順に告白する
という場面があり、
驚いた人も多いかと思うけど、
田崎大樹が成瀬順に告白する
というラストになるのに
ちゃんと伏線は存在している。
田崎大樹が成瀬順に告白するに至る伏線とは?
田崎大樹が成瀬順に告白するということは
それまでの作中の経緯で
田崎大樹が成瀬順の事を好きになっていた
というわけなので、
それを心が叫びたがってるんだの
要所要所で見ていこう。
1.交流会の出し物を決めるシーン
交流会の出し物を決めるシーンで
ミュージカルが提案されたときに、
田崎は成瀬に対して、
「喋らないのににミュージカルなんてできっこない」
と難癖をつけていた。
この事から当初は 田崎大樹が成瀬順に対して
いい印象はなかった事になるけど、
その後成瀬順は歌いだして
・歌う事ができる
・ミュージカルをやりたい
という事を自己主張して証明した。
これで
田崎が成瀬に対して抱いてた評価は
間違っていたと認識して
次の日の謝ろうと決めたのだろう。
ちなみに、
駅のホームで田崎が仁藤を誘うシーンがあったけど
これに関しては友人から
実行委員をやれば
仁藤と距離が縮まるんじゃないかと言われ
「距離縮めてどうすんだよ」
と返した事から
本気ではないものと思われる。
2.ファミリーレストランのシーン
そして次は
ファミリーレストランでの
野球部の後輩たちとのシーンだけど、
このとき田崎大樹が後輩から
「自分の前からいなくなれ」
と言われた際に
これまで喋らなかった成瀬順が
「言葉は人を傷つけるんだ」
と叫んで主張するけど、
成瀬順は喋ると腹痛になるにもかかわらず
叫ばずにいられなかったのを見て、
田崎大樹は
自分が成瀬に助けられたと思うにしろ
喋らなくなった原因が何なのか悟ったにしろ、
成瀬のこの行動に
心を動かされたのには違いないと思う。
3.ハンバーガー店で1人いるシーン
ハンバーガー店か喫茶店か分からないけど
台本を読んで
「謝る事が出来なかった」
と田崎大樹が呟いてるシーンがあったけど、
直前まで
成瀬順が書いたシナリオを読んでる事からも
頭の中は成瀬に意識がある状態と思われる。
4.謝罪するシーン
その後田崎大樹は野球部に謝罪し、
さらには成瀬に謝罪して
交流会の手伝いをさせてくれるよう頼むけど、
この時
成瀬は、嬉しそうな顔をして
田崎を受け入れた後での田崎の反応は
成瀬順の事を意識していると見る事ができる。
5.帰宅するシーン
坂上の家から
田崎は成瀬と一緒に帰るシーンがあるけど、
電車が来る前後に
「成瀬も―」
となっていたシーンや、
その後携帯を見せられて
照れてるシーンを見た感じだと、
この時点で
田崎大樹が成瀬順を好きになってたのだと思う。
6.成瀬順がいなくなった時のシーン
成瀬順がいなくなった時に
いなくなった原因が
坂上と仁藤のやり取りが理由だと知った時、
坂上が
「成瀬が本当に自分の事が好きなのか分からない」
と言ったときに、
「お前がそれを言うのか」
と言ってる事を考えると、
おそらく田崎は成瀬の事が好きなんだけど
成瀬が坂上の事を好きというのを察してたから
これまで告白をしなかったんだろう
という風に考えられるし、
そんな坂上が成瀬が自分に気がある事に
気づいていないような事を言った事からも
「お前がそれを言うのか」
という言葉が出たのも頷ける。
田崎大樹が成瀬順に告白するに至った経緯まとめ
田崎大樹が成瀬順に告白するに至った経緯
についていくつかまとめておいた。
最後のシーンには
とても驚かされたものだけど、
再び見直してみると
そこに至るまでのポイントはちゃんと存在した。
こうして意識してみてみると
最初は気付かなかった点というのに
気づかされるものだと感じる。
ちなみに
心が叫びたがってるんだの関連記事として
といった記事も書いているし、
心が叫びたがってるんだを見返して
ポイントを見つけるのだったら
で見放題の動画配信サービスをまとめてる。